RAIS 2016-2017
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11■ 強固なロッキング組鉄板の凹凸をかみ合わせた組み方です。強度が高く、非常に頑丈な作りになりますが、精度と技術力が求められる、とても手間のかかる技法です。■ ショットブラスト(塗装前の下地処理)塗装をしっかり付着させるため、小さな鉄の球体を360°から衝突させて表面の下地処理を行います。まんべんなく下地処理を行うため、数台分をまとめて行うのではなく、1台1台丁寧に処理室で行います。■ 精密なレーザー切断加工スイス製のレーザーカットマシンを導入し、誤差0.1mm以下の精度で鋼板を切断しています。この正確な部材の切り出しがなければ、その後の組み立て作業に大きな支障をきたすため、非常に重要な工程となっています。ディテールへのこだわり細部にまでこだわり、緻密な薪ストーブを追求塗装で隠れる部分やストーブ内部の見えない部分にもライスの繊細さが詰まっています。

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